放射線技師はやめとけの理由11選。向いている人・やりがいを現役技師が解説

「放射線技師」と検索しようとしたら
「やめとけ」という候補が出てきた…

という経験はありませんか？

放射線技師を目指している人にとっては、なんだか心配になってしまうワードですよね💦

たしかに、「放射線技師はやめとけ」とよく言われているようです。

でも、安心してください。

放射線技師は「やめとけ」と言われるような職業ではありません。

そこで、放射線技師として働いているわたしが、「放射線技師はやめとけ」と言われている理由を解説します。

この理由を理解していれば、放射線技師になってから「やめとけばよかった」と後悔することを防げますよ。

また、
「放射線技師に向いている人はどんな人？」「放射線技師として働くメリット・やりがい・勤務先」なども解説します。

【放射線技師はやめとけ？後悔する？】
理由11選と「実際はどうなの？」

「放射線技師はやめとけ」
といわれる理由はなんでしょうか？

考えられる理由を以下に11個あげました。

と思うかもしれませんが、放射線技師なら全部が当てはまるわけではありません。

「①被ばくする」はわたしは被ばくしていませんし、「②転職・就職が容易ではない」も地域によって大きく違います。

では、この理由は
「実際にはどうなのか？」
もふくめて順番に詳しく見ていきましょう。

被ばくする

放射線技師は放射線を扱う職業なので、
被ばくする可能性があります。

たしかに、

他の職業の人と比べると、被ばくする機会は多くなります。

しかし、実際には放射線技師の被ばく量は少なく、ほとんど被ばくしません。

下の画像は実際の測定結果です。

赤枠部分がわたしのデータです。

表にある「M」はMinimumの略で、線量の測定値が線量計の最小検出限界値未満であることを意味しています。

つまり、M＝被ばく量がほぼゼロということになります。

累計も「M」となってるので、これまでの104回（104ヵ月間）の結果、被ばく線量はずっとゼロということになります。

ただし、部署による被ばく量の差は大きく循環器内科・消化器内科などの部署では被ばくが多くなる傾向にあります。

なるべく被ばくを避けたい場合は、健診センターやクリニックで働くのがおすすめです。

就職・転職が容易ではない

厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、令和4年度の全国の有効求人倍率は1.12倍となっており、

放射線技師1人に対して1件以上の求人があります。

※データがない都道府県もあります。

都道府県別では、最も有効求人倍率が高いのは静岡県で1.78倍、次いで新潟県の1.69倍です。

一方で、茨城県は0.46倍、京都府は0.57倍と低くなっており、

地域差がかなり大きいことがわかります。

地域によっては、転職に苦労することになるでしょう。

また、就職先があることと、希望の就職先に就職できるかは別問題です。

人気の就職先はなかなか空きが出ないので、就職するのが難しいでしょう。

就職については「放射線技師の転職は難しい？成功させるための4つのポイントを解説」で解説しています。

将来は就職難になる

放射線技師になるための学校は昔に比べて増えてきています。

令和 3 年度厚生労働行政推進調査によると、放射線技師が行う検査数は2030年にピークを迎え、その後は減っていくと予測されています。

一方、免許保有者数は増加し続けていくと予測できるため、今後放射線技師の就職は厳しくなってくるといえるでしょう。

ドラマや漫画の影響で知名度が高まったことで目指す人が増えたよ✨

やりがいを感じづらい

放射線技師の仕事は

放射線技師の仕事は「診療の補助」が中心です。

治療は医師が行うので、患者さんを直接手助けしたという感覚がなく
「自分は役に立っているのかな？」
と悩むこともあるかもしれません。

チーム医療の一員として、与えられた役割をしっかり果たすことが、患者さんのためになります。

病院での地位が低い

放射線技師は、病院内での地位があまり高くありません。

病院内での放射線技師の立場が弱いことに不満を感じる人もいるでしょう。

病院には、「病院ヒエラルキー」や「病院カースト」といわれる暗黙の序列（力関係）があります。

施設により順番は異なりますが、①医師②看護師はほとんどの施設で共通ではないでしょうか。

病院内で、放射線技師が医師や看護師よりも偉くなることは難しいでしょう。

給与が低い・タスクシフトしても給与は増えない

令和4年度の

放射線技師の平均年収は543.7万円

となっています。

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、最新（令和4年度）の放射線技師の賃金は以下の通りです。

平均年収	543.7万円
平均月収	36.9万円
年間賞与	101.3万円
平均年齢	41.5歳
勤続年数	13.7年

最新の全職種での正社員平均年収は494万円
（年間賞与100.3万円）なので

放射線技師の年収は、日本の平均年収よりもやや高いということになります。

これが高いか低いかは意見が分かれるところだと思いますが、実感としては放射線技師の給料はだんだん下がってきていてます。

放射線技師の平均年収を年代別に見てみましょう。

平均年収は20代から徐々に上がっていき、50代後半でピークとなっており、

50代後半の平均年収は701.8万円です。

しかし、わたしが働き続けて50～60歳になった時に、今の50～60歳の放射線技師と同じ給料がもらえるかというと、おそらく無理ではないかと思います…。

また、この年収は夜勤ありきの金額だと思ってよいでしょう。

実際にハローワークの求人を見てみると、月収が20万円前後の求人が多いです。

つまり、

夜勤なしだと手取り10万円代が普通です。

決して給料がよいとは言えないのではないかな、と思います。汗

放射線技師は働き続けても給与が上がりづらいので、年収アップを目指すなら転職しよう！！

また、最近はタスクシフトといって、放射線技師の仕事が増えるケースがあります。

しかし、

タスクシフトしても、給与は上がらないケースがほとんどです。

つまり、
仕事は増えたのに給料は上がらない！
という状態に。

また、タスクシフトをするためには告示講習という研修に参加しなければならず、基礎研修と実技講習を合わせて1～3万円の費用がかかります。

起業・独立できない

放射線技師の資格のみで独立することは、現実的にはかなり難しいです。

基本的には医師の指示に従って検査を行うのが放射線技師。

「いずれは起業して会社に雇われずに自由に生きたい！」という人には向いていないでしょう。

また、放射線技師の扱う医療機器はかなり高額で、何千万円・何億円とかの世界です…😨

自分で施設を作るというのも現実的ではないでしょう。

起業したい場合は、放射線技師の資格にとらわれず、他のスキルを身に着けるのがおすすめですよ！

休みがとれない

施設にもよりますが、

職員数によっては休みがとりづらいです。

放射線技師の仕事は、1日に〇人の職員が必要！みたいなところが多いと思います。

たとえば、機械が一般撮影・CT・MRIと3台あるとすると、毎日3人は出勤しないと検査が回せないのです。

事務員のように自分の仕事が決められていて、休んだら翌日の仕事が増える、というわけにはいきません。

職員がいないからと、その日の検査を止めるわけにはいかないですよね。

放射線技師の人数が多い施設では、交代で休みも取りやすいかもしれませんが、少人数しかいない場合は、自由に休むのはなかなか難しいでしょう。

また、マンモグラフィー検査は女性が担当している施設が多いので、女性技師が1人しかいないなどの場合、マンモグラフィー検査がある日は休めない！となりがちです。

面接や見学の際に、休みの取りやすさについて確認しておきましょう！

仕事が大変
（立ち仕事・患者対応が大変・夜勤がある）

「放射線技師は楽して稼げる」というようなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際にはそんなことありません。

部署にもよりますが、

基本的には立ち仕事が多いです。

ポジショニングして、座って撮影して、と立ったり座ったり動き回っています。

また、放射線技師はある意味「接客業」です。

患者さんの中には変な人もいますので、そんな時は対応が大変です。

ある程度の忍耐力とコミュニケーション能力が必要になります。

また、

施設によりますが、夜勤・当直があります。

夜勤があると、どうしても不規則な生活リズムにならざるを得ないですよね。

夜勤がある分、手当がついて給料が高くなるとはいえ、体力的にも大変でしょう。

夜勤を避けたい場合は、クリニックや健診センターを就職先に選ぶとよいでしょう。

人間関係に悩む

放射線技師の業務は、1人でする仕事ではありません。

チーム医療の一員として、まわりの人たちと連携して仕事を行います。

ですので、

人間関係について悩むことがあります。

放射線技師は、看護師のように頻繁に人員が入れ替わるということはないです。

ですので、同じメンバーで働く期間が長くなります。

人間関係がよくない場合は、ずっと辛い環境で働くことになってしまいます。

また、放射線技師同士だけでなく、かかわりが多い医師との相性が悪い場合も仕事が苦痛に感じるでしょう。

エン・ジャパンの調査では、退職理由の1位が「人間関係が悪かった」となっています。

人間関係は、働く上でかなり重要な要素と言えます。

もしも人間関係に悩んだ場合は、転職も考えてみましょう。

視力が落ちる（目が悪くなる）

放射線技師は、パソコンのモニターで画像を見る時間が長いです。

また、画像を見やすくするために部屋の電気を暗くしてモニターを見ることも多いです。

そのため、

放射線技師になってから視力が落ちる人が多いです。

まわりの人に聞いても、やはり目が悪くなった人が多い印象です…。

暗い部屋でモニターを見るのはよくないですね💦

仕事中以外はできるだけ気を付けましょう。

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【放射線技師はやめとけ？後悔する？】
過去と現在の違い

親が放射線技師で憧れて放射線技師になった人や、親世代に放射線技師をおすすめされたという人も多いのではないでしょうか。

親世代からすると、放射線技師は好待遇で立派な仕事というイメージがあるのかもしれません。

しかし、現在の放射線技師の状況は昔とは異なります。

過去と現在の放射線技師を比べてみると、以下のようになります。

過去	現在
人数が少なく貴重な存在  給料が高い  就職や転職がしやすい	養成校の増加により人数が増えた  給料が低い  就職難になりつつある

過去

人数が少なく貴重な存在  給料が高い  就職や転職がしやすい

現在

養成校の増加により人数が増えた  給料が低い  就職難になりつつある

この過去と現在のギャップがあることで、実際に放射線技師になってみたら「こんなはずじゃなかった」となり、「やめとけ」といわれ始めたのではないでしょうか。

【放射線技師はやめとけ？後悔する？】
放射線技師のメリット・やりがい

放射線技師にはデメリットばかりではありません。

当然いいところもありますよ。

順に見ていきましょう。

国家資格の安心感

放射線技師は「国家資格」をもっています。

よくわからない民間の資格に比べれば、安心感・信頼感が違いますよね。

医療系の職種は「国家資格」だから安定しているイメージがありませんか？

家を購入するとなった時なんかには、ローンの審査に通りやすかったりします。

安定した給与

給料がいいか悪いかは別として、安定した収入を得ることができます。

営業職のようにインセンティブがあったりということもないですし、毎月の収入は安定しています。

また、パートやアルバイトとして働く場合は、一般の方に比べれば高い時給で働くことができます。

医療機器・医療用語に詳しくなれる

放射線技師が扱うのは、ふつうは扱うことのない高度な医療機器です。

さまざまな医療機器がある中でもCTやMRIなど特に高額なものが多いので、そんな機器を扱える特殊な仕事と言えます。

教科書で、機械の仕組みについて勉強していますし、日々使用することで、自然と機器につての理解が深まります。

また、業務の中で病気のことや医療用語についても詳しくなることができますよ。

画像診断に関われる

放射線技師の主な仕事は、放射線を使って体の中を画像化することです。

医師が病気を診断するのにさまざまな検査を行いますが、その際に重要な役割を果たすのが画像を使った「画像診断」です。

「画像診断」は現在の医療において必要不可欠。

レントゲン、CT、MRIなど診断に用いる画像の多くには放射線技師が関わっています。

デジタル化によって画像診断にはパソコンを使いますので、必然的にある程度のパソコンスキルも身につきます。

コンピューターの発展にともない、医療画像もどんどん進化しています。

施設によっては、最先端の医療に関わることができますよ✨

【放射線技師はやめとけ？後悔する？】
放射線技師に向いている人

放射線技師に向いている人はどんな人でしょうか？

実際に働いてみて、こんな人が向いてるかなー！と思う人の特徴をまとめました。

知的好奇心が強く学ぶことが苦ではない人

どの仕事にも言えることかもしれませんが、放射線技師になってからも勉強は必要です。

医療は日々進歩しているので、最新技術を学ぶためにある程度の勉強は必須。

大きな病院では、研究＆学会で発表したりするところも！

パソコンや機械操作が好きな人

放射線技師が扱う医療機器はコンピュータ制御されています。

なので、パソコンを使って操作するものが多いです。

画像処理にもパソコンを使用しますので、パソコンが苦手だと正直しんどいかも。

とはいえ、最低限扱えれば大丈夫ですよ。

コミュニケーションが取れる人

放射線技師の仕事は、技師同士だけでなく他の医療従事者や患者さんとのやり取りも必要です。

円滑に検査を進めるためにも、ある程度のコミュニケーションが必要です。

そのため、自分一人でもくもくと作業をしたいタイプの人より、まわりと協力していく業務をこなしていく人の方が向いていると言えます。

物理・生物が好きな人

放射線技師として専門的に学ぶ内容は、物理・生物がメインです。

なので、どちらかというと文系より理系の人の方が向いています。

とはいえ、文系だから無理というわけではないのでご安心を。

放射線技師の年収

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、令和4年度の

放射線技師の平均年収は543.7万円

となっています。

放射線技師の過去10年間の年収は次の通りです。

調査年	平均年収	年間賞与	月給	平均年齢
2022年	543.7万円	101.3万円	36.9万円	41.5歳
2021年	546.7万円	99.7万円	37.2万円	41.9歳
2020年	548.7万円	101.2万円	37.3万円	41.4歳
2019年	502万円	86.5万円	34.6万円	38.9歳
2018年	513万円	94.7万円	34.9万円	38.5歳
2017年	503.4万円	86.1万円	34.8万円	38.1歳
2016年	524.1万円	97.1万円	35.6万円	38.8歳
2015年	534.1万円	91.5万円	36.9万円	40.1歳
2014年	526.2万円	92万円	36.2万円	38.8歳
2013年	530.3万円	92.2万円	36.5万円	38.6歳

年齢	平均年収	月収	年間賞与
20~24	385.9万円	27.2万円	59.9万円
25~29	425.3万円	29.9万円	67.1万円
30~34	461.3万円	31.1万円	88.7万円
35~39	526.1万円	34.7万円	109.7万円
40~44	601.2万円	40.3万円	117.1万円
45~49	608.1万円	41万円	116.7万円
50~54	673.5万円	46万円	121.6万円
55~59	701.8万円	46.3万円	146.6万円
60~64	509.7万円	35万円	89.5万円
65~69	516.5万円	36.3万円	81.3万円

平均年収は20代から徐々に上がっていき、50代後半でピークとなっており、

50代後半の平均年収は701.8万円です。

日本の平均年収は494万円
（年間賞与100.3万円）なので、射線技師として15年以上は勤めなければ平均以上となりません。

また、放射線技師の年収のボリュームゾーンは350～550万円なので、50代の人たちが平均年収を引っ張り上げていると考えられます。

「転職ステーション」では、9人の放射線技師の年収が公開されており、平均年収は398万円で（平均年齢34.4歳）年収300～400万円台が多くなっています。

放射線技師になるには

放射線技師になるには「診療放射線技師国家試験」を受ける必要があります。

そして、国家試験の受験資格を得るためには

• 文部科学大臣指定の大学
• 都道府県知事指定の専門学校

で診療放射線技師養成課程を学び、卒業する必要があります。

診療放射線技師国家試験について

診療放射線技師国家試験は毎年2月に開催され、3月末に合格発表があります。

放射線技師国家試験の合格率と難易度

合格率	74～87％
受験者数	2,900～3,200人
合格者数	2,100～2,800人

厚生労働省によると、過去5年の放射線技師国家試験の合格率は74～87％を推移しています。

新卒のみの試験結果では、合格率は83～94％となっています。

その年の試験の難易度によって合格率は前後するものの、合格率は高いと言えるでしょう。

ですので、放射線技師の国家試験の難易度は決して高くはありません。

しっかり勉強しさえすれば、ほとんどの人が合格できます。

放射線技師の主な就職先・勤務先

放射線技師は、どこで勤務するのかも知っておきましょう。

代表的な勤務先は、医療機関です。

国公立病院や、大学病院、一般病院、クリニック、健診センターなどがあります。

医療機関以外にも、医療機器メーカーなどの医療関連企業に就職する人もいます。

医療とは直接関係ない企業など、放射線を用いた研究や検査を行う機関も就職先となります。

総合病院

放射線技師の勤務先で、もっとも代表的なのが総合病院です。

レントゲン・CT・MRIのほかにも多くのモダリティがあるので、経験を積むのにぴったり。

症例も幅広く、勉強しがいがあるでしょう。

また、福利厚生も充実しています。

勤務先として人気があるため、就職が難しい場合があります。

クリニック

街中で見かけるクリニックも、放射線技師の勤務場所です。

特に、整形外科では放射線技師が活躍しています。

基本的には夜勤がなく日勤のみなので、ワークライフバランスはとりやすいです。

しかし、放射線技師の数が少ない場合が多いので、急な休みなどは取りづらいでしょう。

産休・育休制度がない・ボーナスがない、などという施設も存在します、。

健診センター

健診センターでも、放射線技師が活躍しています。

基本的には完全予約制なので、日勤のみ、残業も少なめです。

病院とは違い、主に健康な人を撮影しますので、接客業的な一面も。

健診車による巡回健診を行っていると朝早い勤務があったりします。

医療機器メーカー

医療現場だけでなく、レントゲン・CT・MRIなどの装置を開発・製造する医療機器メーカーも勤務先になります。

医師や放射線技師に対して、販売した医療機器の使用方法の説明やアドバイスなどをすることが主な役割です。

また、放射線技師が医療機器開発に携わることもあります。

医療機器メーカーへの就職は専門卒よりも大学卒の方が有利かもしれません。

【放射線技師はやめとけ？後悔する？】
わたしが放射線技師になった理由

放射線技師になるためには、専門の学校に通わないといけません。

ですので、

放射線技師になることを決めるのは、一般的には高校生の時になります。

わたしは高校生の時には、放射線技師が「やめとけ」と言われていることは知りませんでした。

もし知っていれば、違う職業を選んでいたかもしれませんね😂

こんな決め方もあるよと、読み流してみてください。

なにか資格をとりたかった

わたしの少し上の世代は「就職氷河期」だったので、「就職が大変」というイメージをもっていました。

そこで、「なにか資格を取った方が就職に有利」だと思ったのです。

そこで候補に挙がったのが「国家資格」です。

他の資格と比べた結果

資格を取るなら「医療系」がいいな～と思ったわたし。

医師に憧れていた時期もありましたが、学力が足りなくてあっさり挫折。笑

そこで、医療系の職種でまず思い浮かぶのは看護師ですよね。

しかし、看護師は「仕事内容が大変そうで無理…」と思い除外。

そこで、臨床検査技師や放射線技師、理学療法士などのコメディカルが気になるようになりました。

大学から選んだ

コメディカルの資格にもいろいろありますよね。

最終的にはどの資格にするのかは
「行きたい大学」で選びました。

わたしは当時進学校に通っていて、国立大学を目指すのが当たり前みたいな高校だったので、当然わたしも国立大学志望。笑

有名大学だと以下のような感じです。

学力や、家からの距離などいろいろ考えてわたしは放射線技師を目指すことにしました。

ふつうは「放射線技師になりたい→学校を選ぶ」だと思うので、ちょっと特殊なパターンかもしれませんが、こんなパターンもあるよということでご紹介しました。

大学生活も4年間あるので、どの学校に行くのかは結構大事な要素かなと思います。

ちなみに、、すべりどめの私立大学は薬学部を受けました！

第一志望の大学に落ちていたら、今頃は薬剤師になっていたかもしれません😂

【まとめ】放射線技師はやめとけ・後悔する？理由11選と向いている人

この記事では、「放射線技師はやめとけ」と言われている理由について考えてきました。

たしかに、放射線技師の現実についてよく調べずに働き始めると、「思っていたのと違った」と後悔するでしょう。

しかし、
放射線技師は立派な職業です。

決して、「やめとけ」と言われるような職業ではありません。

起業したい人や、ものすごく稼ぎたい人には向いていませんが、職業ごとに特性があるのは当然です。

特性を理解したうえでなら、「やめとけばよかった」と後悔することも少ないでしょう。

放射線技師は、現在の医療ではなくてはならない大事な存在です。

ぜひ、今からでも放射線技師を目指してみてください！

すでに放射線技師として働いている人で、給与アップを目指したい人は転職が近道です。

将来は就職難になるかもしれないので、今の職場に満足していない💦という場合は、今の内に転職しておくべきかもしれません。