放射線技師の転職は難しい？成功させるための4つのポイントを解説

今回は、こんな方にお届けします。

　

転職したいけど、
大変そうだし難しそう…
とためらっていませんか？

では、転職を成功させるにはどうすればいいでしょうか？

この記事では、以下のポイントを解説していきます。

技師になってすぐの就職先は、学校を頼って決めた方がほとんどではないでしょうか。

しかし、転職先を探すのには正直学校は頼りづらいですよね。

そこでおすすめなのが、
転職エージェントを利用することです。

転職エージェントを利用すれば、働きながら自宅で効率よく転職活動をすすめられますよ。

放射線技師に特化した転職エージェントなら、医療業界の転職ノウハウもあり心強いですよね。

今回は、実際に転職経験のあるわたしが、放射線技師の転職を成功させるためのポイントをお伝えします。

この記事を読んで、転職を成功させましょう！

放射線技師の転職は難しい？

「放射線技師は飽和状態だから就職が難しい」

と言われていますが、本当なのでしょうか？

放射線技師は就職難？

現在、放射線技師は就職難なのでしょうか？

結論から言うと、

厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、令和4年度の全国の有効求人倍率は1.12倍となっており、

放射線技師1人に対して1件以上の求人があります。

しかし、この結果は地域差がかなり大きく、地域によっては就職が難しいでしょう。

※データがない都道府県もあります。

都道府県別では、最も有効求人倍率が高いのは静岡県で1.78倍、次いで新潟県の1.69倍です。

一方で、茨城県は0.46倍、京都府は0.57倍と低くなっており、

地域差がかなり大きいことがわかります。

地域によっては、転職に苦労することになるでしょう。

男性よりも女性の方が需要が高い

放射線技師は圧倒的に男性が多く、女性はまだまだ少ないです。

しかし、乳がん検診（マンモグラフィー検査）の受診率が上がってきたことで、女性の需要が高まってきていると言われています。

マンモグラフィー検査では直接乳房に触れるため、女性技師のみが撮影を行う施設が増えているからです。

今まで以上に女性の需要が高まっており、女性の方が転職しやすいと言えるでしょう。

放射線技師は余ってる？

令和 3 年度厚生労働行政推進調査によると、
必要な放射線技師の数は2030年にピークを迎え、その後は減っていくと予測されています。

一方、免許保有者数は増加し続けていくと予測できるため、今後放射線技師の就職は厳しくなってくるといえるでしょう。

今は余っていませんが、将来的には余ってくる可能性が高いです。

放射線技師の主な就職先・勤務先

放射線技師は、どこで勤務するのかも知っておきましょう。

代表的な勤務先は、医療機関です。

国公立病院や、大学病院、一般病院、クリニック、健診センターなどがあります。

医療機関以外にも、医療機器メーカーなどの医療関連企業に就職する人もいます。

医療とは直接関係ない企業など、放射線を用いた研究や検査を行う機関も就職先となります。

総合病院

放射線技師の勤務先で、もっとも代表的なのが総合病院です。

レントゲン・CT・MRIのほかにも多くのモダリティがあるので、経験を積むのにぴったり。

症例も幅広く、勉強しがいがあるでしょう。

また、福利厚生も充実しています。

勤務先として人気があるため、就職が難しい場合があります。

クリニック

街中で見かけるクリニックも、放射線技師の勤務場所です。

特に、整形外科では放射線技師が活躍しています。

基本的には夜勤がなく日勤のみなので、ワークライフバランスはとりやすいです。

しかし、放射線技師の数が少ない場合が多いので、急な休みなどは取りづらいでしょう。

産休・育休制度がない・ボーナスがない、などという施設も存在します、。

健診センター

健診センターでも、放射線技師が活躍しています。

基本的には完全予約制なので、日勤のみ、残業も少なめです。

病院とは違い、主に健康な人を撮影しますので、接客業的な一面も。

健診車による巡回健診を行っていると朝早い勤務があったりします。

医療機器メーカー

医療現場だけでなく、レントゲン・CT・MRIなどの装置を開発・製造する医療機器メーカーも勤務先になります。

医師や放射線技師に対して、販売した医療機器の使用方法の説明やアドバイスなどをすることが主な役割です。

また、放射線技師が医療機器開発に携わることもあります。

医療機器メーカーへの就職は専門卒よりも大学卒の方が有利かもしれません。

放射線技師の転職は難しい？
成功させるための4つのポイント

放射線技師の転職を成功させるためには、

• 自分の市場価値を上げる
• 周りとの差別化を図る

ことが大切です。

また、時には条件を見直すことも必要です。

今回は、転職を成功させるためのポイントを4つご紹介します。

順番に解説していきます。

資格をとる

市場価値を上げるのに最もわかりやすいのは、
資格を取得することです。

放射線技師が取れる資格には多くの種類があります。

転職先によっては、資格そのものが有利に働き、転職が成功しやすくなります。

また、転職先に直接関係しない資格であっても、資格取得のための努力や勉強を継続している姿勢は評価してもらえます。

資格が給与に反映されるかどうかは、勤務先や仕事内容によります。

転職エージェントを利用する

最近ではハローワークだけでなく、転職エージェントを利用して転職することも一般的になってきました。

働きながらハローワークに通うのは大変なので、ぜひ転職エージェントを利用すべきです。

エージェントにより非公開求人が異なるので、
複数サイトに登録しておきましょう。

総合病院以外も検討してみる

総合病院や大学病院など、
大きな病院は人気があるので転職が難しい
場合もあるでしょう。

そんなときは、中小病院やクリニック、健診センターなども視野に入れてみてはいかがでしょうか。

医療機器メーカーなども放射線技師の転職先となります。

異業種も視野に入れる

放射線技師としての転職ではなく、異業種への転職を検討してみるのもいいかもしれません。

実は、異業種へ転職する放射線技師も年々増えてきています。

と思うかもしれませんが、放射線技師は年収が上がりづらいので、異業種へ転職することで将来的には年収アップが望めるかもしれません。

放射線技師の転職は難しい？
おすすめの転職エージェント

放射線技師の転職におすすめの転職エージェントを紹介します。

エージェントによって求人が異なるので、
複数登録するのが基本です！

どれも登録・利用は完全無料なので安心。

病院に転職したい人におすすめの
転職エージェント

レバウェル医療技師

放射線技師人材バンク

メディコ

異業種に転職したい人におすすめの
転職エージェント

リクルートエージェント

マイナビAGENT

【まとめ】放射線技師の転職は難しい？
成功させるためのポイントとは

この記事では、放射線技師の転職は難しいのか？と転職を成功させるためのポイントについて解説しました。

放射線技師の転職は、決して簡単ではありません。

転職を成功させるには、以下の4つのポイントをおさえておきましょう！

放射線技師の全国の有効求人倍率は1.12倍なので、転職は特別難しくはないはずです。

とはいえ、希望通りの条件の就職先に転職するのは難しいかもしれません。

そこで、転職を有利にするために資格を取って自分の価値を高めるのがおすすめです。

また、転職活動を効率的に行うために、
複数の転職エージェントを利用しましょう。

転職が難しいと感じる時は、条件を見直してみることも必要です。

大きい病院だけにこだわらずに、視野を広くして探すことで、選択肢が広がりますよ！